電車でNFTの広告を見たんだけど
NFTやってみようかな?
うんうん、じゃ教えてあげる!
で、何から、どうやって、伝えたらいいの?
NFTに興味を持ってもらう方法
2023年NFTを知っている人がどのくらいになると思いますか?
今回はイノベーターやアーリーアダプターではなく、これからNFTを知る人に向けての布教活動、新規獲得マーケ戦略についてかみ砕きます。
かんたんに言うと、『NFT、何が面白い?』
これ言語化できますか?
1.NFTに興味を持ってくれそうな人へのアプローチ
いちばん刺さるのは『興味を持ってくれている人』や『持ってくれそうな人』へのアプローチというのは言うまでもありません!
だって、興味があるのだから。
温度感高めな人へのアピールが大切です。
かといって、懇切丁寧に説明しないように注意です!
なぜならNFTは奥が深いから・・・これからだから・・・
細かいことではなく『持ってると、あれができるよー』『これももらえるよー』とメリットを押して押してください。
未来や可能性を信じているような価値観の近い人には、Web3 版の「ID カード」だよ!と説明しても良いかもしれません。
まずは温度感たかめな人に迫ってみましょう。
2.温度感が低めの人へのアプローチは会員権・優待券みたいなものだと切り込む
言ってしまえばNFTはデジタル画像です。
でも持っていると『特定のコミュニティに参加できたり』『あれができたり』『これもがもらえたり』・・・
会員権や優待券のようなメリット(ユーティリティー)があったりもするのです。
そもそもあまり興味のない人へは、もっているとお得!くらいでよいかもしれません。
3.200円で買って50万円で売れる
お金が好きな人へはこんな伝え方もありではないでしょうか?
実際私も200円で買ったものの含み益が50万を超えた経験をしたことがあります!
日給100万円のバイトなんて書かれていると超胡散臭いですが、実際50万弱の利益が出るのであれば新規で参入してみようという方もいるのでは?
初期投資が200円で済むなら損はしないでしょう?
ただし、人気のあるプロジェクトやAL獲得までのハードルはいくつかあるので、その点もあわせて伝えてあげてくださいね。
4.いまさらガラケー使える?未来を想像すると時代は逆戻りはしない
いまさらガラケー使えますか?
無理っしょ。
ネットやスマホのない世界には戻れないのと同じように、今後はNFTも違和感なく生活の一部になっていくでしょう。
Apple社がiPhoneを出した時を思い出してください。
なにこれ?!重いしバッテリー持たないし、メールも使いにくい。
2008年世間はこんな冷ややかな反応でしたね。
でも著者は面白いと思って使っていました。3GのiPhone。懐かしい~
でも現在どうでしょう?
iPhoneからガラケーに戻った人なんて見たことないですよね。
Z世代はiモードって知っているのでしょうか?
そうです、Web2時代はWeb3へ、不可逆な成長はまず存在しません。
もうすぐそこにNFTが日常的になる未来がきているのです。
5.新しい居場所|サードプレイス|文化形成
何かしらのサークルや活動に参加している方には、新しいサードプレイスとして紹介するのもありです。
それぞれのプロジェクトはおおよそ、Discodeなどのコミュニティを持っています。
主にテキストコミュニケーションがメインですが、チャットしたり、お得情報を得られたり、コミュニティならではの文化が形成されています。
その中でも特に居心地がよいと感じる場所がみつかったなら、そのコミュニティが販売しているNFTを持ってみるのもよいですよね。
コミュニティが販売するNFTがあると見ることができるチャンネルが増えたり、他のユーティリティーが体験できたら更にわくわくするでしょう。
NFT人口はなんで増えない?どうすれば増える?マーケの方法
マーケティングでは段階があるのってご存じでしょうか?
- 認知(知ってもらう)
- 集客(客を集める)
- 育成(関心を持ってもらう)
- 成約(商品を買ってもらう)
- リピート(再度商品を買ってもらう)
こんなステップがあるんです。
そして、新規を増やす場合は①認知(知ってもらう)から始めなくてはなりません!
なんなの?と興味を持ってもらう、これがいちばん大切なマーケ戦略なのです!
認知のためのオフラインマーケ戦略(リアル・フィジカル)
セミナー
イベントやセミナーを開いてマーケティングを行う方法。
そもそもイベントやセミナーに参加する方は、すでに興味や関心がある「見込み客」であるケースがほとんどなので、コストは多少かかりますが、スムーズな訴求ができ新規顧客獲得がしやすい。
ただし、会場費や交通費など、運営側と参加者に時間や金銭的負担がある。
フリーランスの学校のリアルセミナー
看板(デジタルサイネージ)
街に看板を掲載することで企業やサービスの認知をはかる、超アナログな方法。
人通りの多い交差点などに設置すれば無条件で不特定多数の目に触れることができる。
APP(あおパンダパーティー)の新宿アルタ前の看板
業界紙・メディアが紹介
業界紙(日経トレンディなど)ターゲット層が明確なマガジンにインタビューや比較記事を掲載することでリーチする方法。ITリテラシーが弱い人が紙面を読むネガティブイメージもあるので効果は薄いことも。
また、メディアも上手く伝わればよいが、伝え方によっては逆にネガティブな印象を植え付けてしまう可能性もあるので取り上げ方に注意が必要。
CNPがふるさと納税CNPとしてTV(WBS)に取り上げられた
認知のためのオンラインマーケ戦略
SNS
まずは何といってもSNS活用です。
主にTwitterとDiscodeは既に使われているので、それ以外を狙うと新規獲得がしやすいが、ここでも問題が。
NFTと相性がよくないSNSもあるということを念頭に置きそれそれ興味を持ってくれそうな「見込み客」を増やすことがミッションとなる。
インスタは画像がメインなので一見NFTと相性がよさそうに見えるが、今のところあまり見かけない
サイトをもつ(ホームページ)
今のところWeb2がまだまだ主流なので、専用のホームページを持つことで、信頼感を享受することや訴求することが見込める。
まだまだ時代に追いつかないのです。それだけサイトの存在がまだまだ重要。
リスティング広告
検索したときに上位表示させられるほど情報がない今のNFT業界。
とにかく上位表示させるならお金を払って広告として表示してしまうのも一つの手段。
ウェビナー
ネット上でのオンラインセミナー、運営側と参加者に負担が少ないがリテラシーが高くない(操作、回線など種々の問題)と参加しにくいのが課題。
だが、多数の参加者に宣伝を兼ねたセミナーを実施することで、購買に繋げることができる。
コストも安くて済むので様々な業界で主流になっていくと予測される。
LLACやNMOなどが定期的に開催している
広告サイト、メディア投稿
興味のない記事は素通りされてしまうので、いかに惹きつける投稿をするかで成果が変わってくる。
知らない人に知ってもらうことをメインに発信していく方向がよい。
だれでも簡単にできるのがメリット、ただしすぐに効果がでるものではない
音声(ラジオ)メディア
小学生の時に音読の宿題ありましたよね?本は音読した方が記憶に残りませんか。
その通り、VoicyやsandFMなんかの音声メディアが伸びてきているのはご存じでしょうか?
少し前まではYouTubeが流行っていましたが現在では、ラジオのように『ながら時間を有効に活用できる』音声メディアが伸びてきています。
また声には感情も乗るので活気や人柄などが表現されるため、興味があることや共感できる人がしている配信でNFTの魅力を聞くのも効果は絶大でしょう。
音声メディアは学習や思考の整理に活用され、毎日だと刷り込みになる
データからみる興味のある層(日本)
あるネット調査で成人以上の日本人にNFTというワードを聞いたことがある人は26%、そのうち興味がある人は9%という結果がでたそうです。
ということは日本人口 12,544万人(一億二千五百四十四万)× 9%(0.09)= 1,128万人(一千百二十八万)は興味があるということになります。
東京都(2022年)の人口が1404万人なので、それより若干少ないですが、かなりの人数になります。
これだけ興味があるのに、今のところ参入者は1万5千人・・・
0.13%しか参入者がいない状態なのです。
まだまだこれからですね。
まとめ
リピーターを増やすことはもちろん大切ですが、今のNFT業界の成長には、新規で入ってくる人を増やすことがいちばん重要。急務なんです!
まだまだ、NFT活用事例は少ないけど、これから開発されるのは間違いないのです。
世界的な投資額から見ても暗号資産(仮想通貨)人口は増えているので、今後爆発的に伸びると予測されるのは言うまでもないと思いませんか?
仮想通貨(口座)のユーザー推移は90年代のインターネットと酷似しています。
そして、デジタルネイティブが2025年には人口の半分以上になるので、だれもが使う日が近い未来に必ず来るでしょう。
まだNFT触ったことないの?と言われないためにも。
みなさんのまわりでも新しくNFTを始める人が増えてくれれば幸いです!